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角を曲がって、建物右側サイドから。
Wolzogenstr.と交差しているNiklasstr.
そういえば、正面からだと建物が45°振れていますが、こっち側から見るとごく普通に、通りに対して平行に建っています。

もしかして、グロピウス!
そういうこと?!
Niklasstr.をベースに平行になるようにして、この家を建てた?!?

大谷建築士のコメント
Gの企みその4
建築家という人種は、注文や条件が厳しければ厳しいほど設計に情熱を燃やすという妙な気質を持っています。
グロピウスもこの変形した(といっても広大ですが)敷地をどう料理してやろうか建築家魂を燃やしたことでしょう。
千倉さんの推測通りこの建物はNiklasstrに軸を合わせて配置されています。その訳は、前庭からバックヤード(裏の畑)までの奥行きを最大限に確保できるからです。
彼はこの住まいの庭をこよなく広く見せたいと考えていたようです。変形した敷地の「蔕(へた)」の部分を十分に活かしきった設計を具現化しています、さすがです。


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