Light box img Last Update 2009-08-21 01:51
shedが散歩中に気になったもの、こと、ひとを書いてみることにする。
日記をカテゴリーに分けるのは難しいものである。が、まあ散歩というキーワードなら、広範に放り込めるはず。
shedのSANPOフォトキャビ.はこちら。
http://www.PhotoCabi.net/sanpo/
 
    


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元町 
久し振りの横浜元町。
石川町駅で降りて、小雨の中を歩く。
店が変わっているなあ、鞄のKitamuraの店が多くなっている気がする。
元町を抜けて、ウチキパンの横から山手に向かう。このコースが20年前から気に入っているのだ。
無料で見学できる西洋館に入ってみた。
写真は、山手234番館で開かれていたカリグラフの個展会場に飾ってあった花。急に差し込んできた陽射しの中できれいな色になった。ホワイトバランスの色温度を下げて、自然光を青っぽく。



ちょっと贅沢な印刷 
中吊り広告は目立つことを要求されるからだろう、蛍光色や彩度の高い特色を使ったものが多い。印刷マニアとしては、格好のサンプル。

今日は、小田急線の社内でエビスの中吊りを見ていた。和紙のような紙を使って、竹の骨が和紙を透かして見える、ウチワを模したデザイン。特色は使ってないみたい。

ん? もしかして??

めくって裏をみてみると、そこにはウチワ骨を表現したストライプが印刷されていた。オモテからみると、この裏面の印刷が透けて見えるという案配。

エビス。
ちょっと贅沢な印刷です。


花子さん 
確かにその紫陽花、僕もきれいだと思った。
鎌倉の成就院、青紫の花々の中で、1輪だけ薄い色づき。

「まあ、あなたきれいねえ。お名前は?」
「花子さん? 花子さんね。」
「花子さん、きれいよぅ」

僕の横にいた知らないおばさま、その1輪にしばらく話しかけていた。

・・・おばさま、花に名前つけちゃった。
名前をつけて愛でる。おばさま、あなたも素敵ですよ。


高幡不動 
昨日買ったAF-S DX 17-55mmF2.8Gのテストも兼ねて、高幡不動に行ってみることにした。
このレンズ(755g)をD200(約830g)に付けると、合計で約1.6kg。ニコンのジョイントストラップを付けていたんだけど、この重さになったらジョイント部のプラスティックが歩く度に軋んで音を出すのが気になる。別のストラップを考えよ。
それはともかく、写りは線が細く、満足。

最初からこのレンズを買っておけば、何本かのレンズに寄り道しなくて済んだなあ、と思うところもあるけど、何事も使ってみないとわからないものだし、その時々で自分が判断したことなのだから仕方ない。
自分の感覚では、レンズが重くて、D200単体だと少しバランスが悪い。バッテリーパックを付けたらいいんだろうけど、ますます大きくなるからね、当分はD200単体で使ってみることにしよ。


なんだかなあ。 
電車の中で。座っていた大学生とおぼしき青年が、目の前に立った年配の方に「どうぞ」と席を立った。しかし、である。年配の方は頑にそれを断るのだ。何度かゆずりあいが続いて、結局年配の方が座った。だったら、最初からありがたく好意を受ければ良いのに、と思う。こういうやり取りはかなりの頻度で目にする。年配と見なされたことが許せないのか、素直に申し出を受けない方が多いんだけど、譲った相手の気持ちを素直に受けて欲しいもの。
その年配の方は次の駅で降りた。目の前に立っていた青年に何度も礼を行っておりていく様子は気持ちがよい。
その青年は、年配の方にあいさつしていたので、目の前に空いた席に座るタイミングが少し遅れた。その間に、中学生とおぼしき制服の少年が滑り込んで座ってしまった。中学生は、青年と年配の方のやり取りを見ていたはずなのに、だ。
年配の方も少年も、なんだかなあ、な風景でした。

そうそう、写真は今日の風景とはまったく関係ありません。