Light box img Last Update 2009-08-21 01:51
フォトキャビ.を日記に使えないかと思って、新しいデザイン [ es-say ] を作ってみました。
写真をひとつのエントリーと見立てて、最新投稿順に並ぶようにしています。また、カテゴリーとしてアルバムを使うことにしました。アルバムをクリックすると、そのカテゴリーのエントリーを一覧できます。
もちろん、通常のフォトキャビ.デザイン PhotoCabi VIEW でも表示できます。
Movable Typeで書いていた以前の日記はこちら
 
    


SANPO


camera


LENS


Photo Goods


EVENT


cabi


music


movie


DigitalPhoto


α-380 
ソニーからα380が発表された。
初見で「いいな」と思ったのは電源スイッチの変更。
ニコンと同様にシャッターボタンと一体化されたデザインになった。
カメラを保持しながら、右手だけでオンオフできるから、電源スイッチはこの位置が理にかなっていると思っている。
ミノルタのα-7Xi頃から、電源スイッチは背面の左上になった。
しかも、スライド式のカメラのスイッチらしくない形状。
右手でカメラをホールドしているから、左手でオンオフが必要になる。もちろん慣れなのだけど、優れたニコン方式を使ってしまうと、残念に思っていたところ。
それがSONYになっても続いていたのだが、380で変わった。
この変更には大賛成。これだけでもα350に380を買い増す理由にはなる。

さて、このカメラのウリは、新しいデザインと350から継承しているチルト式の液晶だろう。
まず新しいデザインから。
最初は「?」と思った。コンサバなデザインが好みの所為かもしれないが。
外観図を見ているうちに、よくできたデザインなのではないかと思い始める。
まず軍艦部。ここをスリムにして、全体の厚みを感じさせないデザインはSONYで続いているものだが、そのアプローチにエッジが効いた具現となっていると思う。シャッター部の有機的な盛り上がりはどうかなあ。使いやすい角度なんだと思うが。
あとはグリップ。これは握ってみないと何とも言えないが、きっと考えられているのだろう。
背面の液晶左側にボタンがなくなった。
というより、背面のボタン類が極めて少ないデジカメだと思う。
これは新しい。
軍艦部から背面にかけてのスロープ部(以前の電源スイッチの部分)にメニューボタンがあるため、背面のボタンという位置づけではなくなっている。これでボタンがひとつ無くなった訳だ。このような位置と意味をうまくレイアウトしている感じがした。
あと、前面のラバーの面積が350に比べて広がったのもいい。350を使っていると、右手の爪の後が、マウントとグリップラバーの間のボディー(プラスチック)部分に残ってしまう。大した問題ではないのだけど、380ではその心配はなさそう。

チルトの方法は、350の方が優れているのでは?と感じた。
上からのぞく、というスタイルを提案するのであれば、350の方がワンアクションで済む。
ただ、そんなことは十分承知の上なのだろうから、これも使ってみないとわからない。
それよりもニコンのD5000の方がキビシイかも。
350のSONY方式は使えなかったのだろう。別のアクションを考えるとしたらD5000のような動きになるのだと想像できるが。

とにかく、α380はよくできたカメラなのではないかと思った。
これまでの一眼という枠からはみ出ずに新しいアプローチを具現しているところがいい。
電源スイッチをはじめとして、操作部のレイアウトを見直した上位機種の登場もあり得るのでは、と思うくらい、よく考えられていると思う。
camera

GPS内蔵 
いよいよ、GPSを内蔵したデジタルカメラが登場した。
Nikon COOLPIX P6000
もしかしたら世界初ではないのかも知れない。画期的なはずなのに、「GPS内蔵」の告知が控え目すぎる。

写真とGPSは一体化する「べき」くらいに思っていて、これまでは
SONY GPS-CS1Kでなんとか「実現」していた。
CS1Kの電池の持ちが悪いことや、やっぱり面倒なことなどがあって、結局は使わなくなっていた。
一体型のカメラはまだか、と思っていたら、ようやく登場したのがP6000、という訳。
グリップ部の、皮が剥がれたような切り返しデザインは現物を見ないと正しく判断できなそうだけど、全体的に好ましいデザイン。
そろそろ、PhotoCabi.netのGeoTag対応機能を公開しなくては。
GPSを置いておいても、このカメラの基本性能は高そう。

Ricoh GR-D初期型の代替機として、GX200だろうと思っているのだが、GPS付きのP6000も候補になった。GX200の歪曲補正機能とP6000のGPS。どちらもいい。
外観デザインもそれぞれの個性が反映されていていずれも好ましい。
悩む。
camera

D700 
出たか。小さなフルサイズ。D700
D300で気になっていたターミナルカバーのデザインが変わって、好ましいな、というのが第一印象。
バッテリーパックがD300と共通なのは、その型番がMB-D300じゃなくてMB-D10だったから、当初から今回の予想はあった。
D3には搭載されなかったフルサイズ素子へのダストリダクションは進化だと思う。
さて購入するかどうかについて。
魅力なのはISO6400までの高感度対応力。このパワーは欲しい。
Canon5Dの対抗としてみると、あまりにも遅い。それよりも、α900(?)に先んじる、ということなのだろう。
僕の場合、フルサイズ機が必要ということではなくて、超高感度対応モデルが欲しいということなので、D700かα900か、という選択かなと思う。
αで持っているレンズはミノルタ時代のものだけど、ニコンも同じようなものだから、僕の場合どちらでもいいのだ。
α900の発表の前に、ソニーでは面白いフラッシュがお目見えした。
camera

GX200 
Caplioブランドがなくなって、RICOHロゴになったGX100、と思っていると、さすがデジカメ、進化していました。
http://www.ricoh.co.jp/dc/gx/gx200/
コンパクトもいくつか持っているけど、結局いつも持ち歩いているのはGR-D。GXはそのズーム付き、という認識でいたのだ。
そうそう、GR-Dといえば、先日アートディレクターの浅葉克己先生と食事をさせていただいた時、記念撮影をと思ってGR-Dを見せると、「僕も持っているよ」とGD-DIIを取り出された(先生の鞄はいつも大きくて、いろんなものが入っている)。「周りがみんなこれを持っているんだ」そうだ。世界的なクリエイティブの方々にも、GRは確実に浸透しているようです。
あれ、GRの話じゃなかった。PhotoCabi.netのプログラムを作ったhoscoさんはGX100ユーザー。使わせてもらうとこれがよくできていて、GXはずっと気になっていたのだ。
さて、GX200だけど、僕が注目したのは「歪曲収差補正」機能。とうとうカメラに内蔵されたか、という印象。
レンズの歪曲を一番知ってるのはメーカーのはずだから、画像生成時に補正できるはずだ、とずっと思っていた。NikonのCaptureNXの「ゆがみ補正」は重宝しているけど、D3やD300で倍率色収差補正がカメラ自体でできるようになって、歪曲収差はまだか、と思っていたところだった。
僕としては、歪曲収差補正機能だけでもこのカメラは買い、だ。デジタルならではの進化だと思う。といってチープなレンズじゃない(と思われる)ところがまたいい。
camera

西谷直子 個展 
知人のイラストレーター西谷直子さんが、久し振りに個展をやるというので、オープニングにお邪魔してきました。表参道の Pinpoint Gallery。
西谷さんの作品は、1枚1枚にストーリーがあって、その世界にひき込まれてしまう。モチーフが明るい、楽しい世界に向かっている変化を感じたけど、西谷タッチは健在!

2008年6月2日(月)〜6月7日(土)
西谷直子個展 「コドモノ惑星」

http://www.pinpointgallery.com/NISHITANI08.html

EVENT